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考察その10 - 戦人の出生について - [考察]

(2009年12月12日のmixi日記 よりコピー)



【戦人の出生について】



物語の核になっていそうな戦人の出生の秘密。
まずは、EP4の赤字をもとに考察しました。





戦人:俺の名は右代宮戦人。
→メタ世界でベアトと戦っている男の名前は「右代宮戦人」


戦人:右代宮戦人の母は、右代宮明日夢である。
戦人:右代宮戦人は、右代宮明日夢から生まれた。
→間違いなく右代宮戦人という人物が右代宮明日夢から生まれている


戦人:俺は、右代宮、(「明日夢から生まれた」の部分が復唱不能)
ベアト:そなたは、右代宮明日夢の息子ではない
→メタ世界でベアトと戦っている戦人は右代宮明日夢から生まれていない



以上より、ベアトの言うとおり、右代宮戦人という人名は独占されているものではなく、
メタ世界で戦っている右代宮明日夢から生まれていない戦人(以下「右代宮戦人A」)と
右代宮明日夢から生まれた戦人(以下「右代宮戦人B」)
が存在するのではないかと思います。



ここから導き出す私の青き真実。

右代宮戦人Bという人物が右代宮明日夢から生まれたが、何らかの理由によって死んでしまい、その後、留弗夫・明日夢は右代宮戦人Aを養子としてひきとった



『養子』と書きましたが、
これはベアトが戦人Aに「そなたは、右代宮明日夢の息子ではない」と告げようとしていた時に、縁寿が止めに入った点から。
縁寿も戦人Aが明日夢から生まれていないことを戸籍等で知っていたのではないかと推測しました。
戸籍でその事を知れるとしたら、「養子」という言葉があったからかなぁと。







では、続けて。



ベアト:右代宮金蔵の孫、右代宮戦人と戦うためにこのゲームを開催した。
→戦人Aが金蔵の孫でないならば、ベアトと対戦する資格はない

縁寿:右代宮戦人は右代宮明日夢の息子ではないわ。
→戦人Aは明日夢から生まれていない

縁寿:右代宮戦人は右代宮金蔵の孫ではない(復唱拒否)
→復唱できないから拒否したという前提で考えます。
戦人Aと戦人Bは両者とも金蔵の孫である。



そして、当たり前の事ではありますが。
金蔵の孫の定義=「金蔵の息子・娘より生まれた子」







ここで一旦EP5の19年前の男について考察してみます。



戦人は19年前の男が自分であるとの青をうちますが、
崖から落ちて死んだとされていた赤ん坊が実は生きていて、
その後養子として留弗夫・明日夢にひきとられたとすると
先程の二人の戦人(AとB)論に割とぴったりはまります。



また、「07151129」ですが、
0715…戦人Bの誕生日
1129…戦人Aの誕生日
ではないかと考えています。
いや、どちらかというと
0715…戦人Aの表向きの誕生日
1129…戦人Aの真の誕生日
でしょうか。



ここで青き真実。
留弗夫は戦人Bを亡くした現実を受け入れられずにいた明日夢を気遣って、戦人Aをさも戦人Bであるかのようにしてひきとり戦人Bとして育てた


表向きは戦人A=戦人B。戦人Bは死んでいないことになっている。戦人Aも自分が戦人B自身であると思っている。
もちろん、戸籍上は戦人AとBは違う人物として記載されていると思うのですが、戦人Aは養子として引き取られる際に誕生日を戦人Bに合わせられたのではないでしょうか。
実際は1歳年上なのではないかと思います。



そして、戦人Aを戦人Bとして育てることを考案したのは熊沢ではないかと。
EP3で熊沢はワルギリアへと姿を変えベアトと戦います。
また、ワルギリアは壷を割った幼いベアトを魔法で救っています。
この時の魔法とはおそらく、他の使用人と示し合わせて猫が壷を割ったということにしたというのが正体ではないかと思うのですが、
「壊れてしまったものを蘇らせる魔法」
を熊沢は再び使い、
死んでしまった戦人Bと死んだことにされてしまった戦人Aを共に蘇らせたのではないかと予想します。





では、2人の戦人が両人とも金蔵の孫の定義にあてはまるならば、彼等は誰の子なのか?



【戦人B】
明日夢の息子であることは明確。
作中で明日夢と関係を持っているとわかるように書かれている男性は留弗夫のみであるため、やはり、留弗夫と明日夢の子と考えるのが妥当だと思われる。


【戦人A】
明日夢から生まれていないことは明確。
また、留弗夫の息子であることは赤字で語られていない。
よって、蔵臼、絵羽、留弗夫、楼座または金蔵の隠し子の息子と考えられる。





戦人Aについて。
いくらなんでも、今さら、蔵臼、絵羽、楼座の息子ということはないはず。(と信じたい)
隠し子の息子としても「隠し子って誰だよ」みたいな、ノックス第1条を持ち出したくなるような話です。





ただ、ここで思いだしたいのがEP5での金蔵の様子。



そもそも、右代宮の栄光にこだわる金蔵が
何の縁もゆかりもない赤ん坊を長男夫妻の子として育てるように命じるとは考えにくいと感じます。
長男夫妻の子供は次の次の当主になる可能性が高いですし。
また、赤ん坊が崖から落ちたと知ったとき金蔵は
「どこまで足掻くのか。どこまで我が物にならぬというのか!!」
と言って笑い狂っていますが、これは金蔵のベアトリーチェに対する執着によく似ています。
そして、その日を境にオカルトの世界に篭り切るようになると。。



また、19年前の赤ん坊は福音の家が引き取ったばかりの子だったと夏妃が回想しています。
19年前に亡くなった人物で思いあたるのは…

九羽鳥庵に住んでいたベアトリーチェ





九羽鳥庵ベアトには実は子供がいたのではないでしょうか。
彼女が亡くなったため、福音の家に預けられたのでは。



九羽鳥庵ベアトと最も親交が深そうな男性と言えば金蔵です。
19年前の赤ん坊すなわち戦人Aは九羽鳥庵ベアトと金蔵の子なのではないでしょうか。
EP2で源次が戦人に「本当にあなたはお館様の血を色濃く受け継がれている」と言ったのも気になります。
そのまんまの意味でw



しかし、それでは金蔵の「孫」の定義にはあいません。
ですので青き真実を。

金蔵はベアトリーチェの娘を自分の養子としてひきとり、九羽鳥庵で育てた

要するに、九羽鳥庵ベアトは金蔵の子供でもあり、愛人でもあったと思うのです。
EP3で九羽鳥庵ベアトはホムンクルスであるとベアトが説明しますが、
それは金蔵が妻よりも愛した女性の生き写しの娘であるということを差しているのではないかと思います。








以上、私のたどり着いた答えです。
ちなみに、ここまでくるにはかなりいろいろ考えました。



戦人は留弗夫と霧江の子じゃないか?
→今でもこれは否定できないです。
でも、そうするとEP5で19年前の男が出てきた意味が弱くなる気がしました。
そして、金蔵遺言説を唱える私としては、戦人が金蔵にとって特別であるという理由づけが重要であったため、
金蔵×ベアトの子という説をとらせていただきました。



明日夢はどう関わっているのか?
→明日夢が実は19年前赤ん坊を抱いて崖から落ちた使用人ではないかとも考えました。
明日夢・戦人とも乗り物が苦手なのは、その時のトラウマが残っているからではないかと。
戦人は「落ちるー」のが嫌みたいですしね。
でも、夏妃が壮年の使用人だったと言っているし、
明日夢が使用人だったという話は作中で出ていないと思うので、この説はとりさげました。








次は6年前の罪について書こうと思います。


しかし、、このあたりの考察は考えることいっぱいで骨がおれますね

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