SSブログ

考察その16 - ハラワタの中身 その1- [考察]

(2010年9月26日のmixi日記 より)




【ハラワタの中身 その1】



EP6裏お茶会より


「ふっ、……ふっふふふふふふふ…! 任せなさい。……はらわた引き裂いて、中身を全て引き摺り出すのは私のもっとも得意とするところ。………あんたの仕込みだもの。」





上記のベルンの発言から、EP6が終わった時点では
「EP7のゲームは相当えげつないものになるに違いない」
と思っていました。


ですが、実際は違った。
まさか、お茶会のあの方法で憂さ晴らしをするとは思っていませんでした。






でも、しっかりベルンはハラワタを引き摺り出しているんですよね。。



「綺麗に死ねたつもりだった? くっひひひひひひ!! 死骸をハラワタ引き摺り出して辱めるのが、私の一番得意なことだってのに…!!」

突き立てた大鎌を、無慈悲に無残に残酷に、……天へ振り上げる。
………クレルの体に、下腹部から胸部にかけて縦一文字に、……深々と刃が走り、………開腹する。
そして、その赤黒い中身が、……どろりとはみ出し、それから堰を切ったかのようにどっと溢れ出して、世界を赤黒い臓物で埋めた……。



(以下、赤バックのページ)

「イ、イタリア人の黄金を奪うだと? 卑怯者め、右代宮、貴様、それでも帝国軍人かぁあああぁ?!」

「………お、お父様……? わ、私はお父様のことを敬愛いたしております……。 で、でも、……そのお父様の気持ちには、その……。」




続き見せろよ、と言われそうなのですが、
それはまた別の機会に考察しますので、今回はここまでとさせてください。



さて。

ベルンがクレルに鎌を突き立てる様子。
「世界を赤黒い臓物で埋めた」
とあり、それ以降に赤バックのページが何枚か入りますので、
私はそれが「ハラワタの中身」だという解釈で読みました。



…と考えた時に、
「イ、イタリア人… ~ お父様の気持ちには、その……。」は不自然であると思いました。

どちらも「クレル自身のこと」ではないからです。

ただ、ハラワタの中身である以上、
それは「重要」であるし「真実」であるという認識に至りました。



ならば、「実は金蔵が黄金を奪うことを提案した」という事が
なぜクレルの中身として出てくるのか?
なぜクレルがそれを知っているのか?



九羽鳥庵ベアトがうろたえる様子は、
もしかすると源次などから話を聞いたのかもしれませんが、
金蔵が黄金を巡るあの殺し合いの発端だったということを
源次は知っていたのでしょうか?
例え知っていたとしても、金蔵の子であるヤスにあえて話したりするでしょうか?


また、ヤスが金蔵が実父であると知ったのは、
金蔵が死ぬ間際でしたから、本人から昔語りを聞く暇はなかったでしょう。
さらに、EP7で登場する理御が存在するもう一つの世界でも
金蔵は自分がそんな企てをしたことを理御に話していません。



まぁ、、当然ですよね。。
とてもじゃないですが、人に告白できるような内容ではありません。
自分が愛している人になら、尚更。


ヤスや理御だけでなく、源次、熊沢、南條、
そして、九羽鳥庵ベアトやビーチェにすら
「話せなかった」と考えてもおかしくはないと思うのです。





だから、私はこの事柄が、
金蔵の「秘密」であったのではないかと考えました。

その「秘密」をヤスはどこかで知ったのではないでしょうか。





では、どこで知ったのか?

それは、私が前々から唱え続けてきた
「遺言」によってではないだろうかと思うのです。








まぁ、またかよと言われそうなのですが。。


少し長くなりそうなので今回はここまでとさせていただき、
次回以降はそう考えた根拠をあげていきたいと思います。

それでは。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。