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はじめに [ブログ紹介]

皆さまこんにちは。
そして、ようこそおいでくださいました。

当ブログは、私うさらびがmixiで書いている「うみねこのなく頃に」考察日記の内容をまとめたものです。




私が「うみねこのなく頃に」をプレイしはじめたのは、前作「ひぐらしのなく頃に」があったからでした。


ひぐらしは日本の田舎の「祟り」というミステリーでよく使われる題材を取り上げつつ、
かつ、奇跡を手に入れるという「ドラマ」と「仲間の尊さ」を伝えた本当に見事な作品だと思っています。
今でも大好きで大好きで仕方がありません。


他のミステリー作家さんならば
ひぐらしよりも論理的なロジックとトリックを書くことは可能かもしれません。
他のミステリー以外の作家さんならば
ひぐらしよりも言葉を選んで人間ドラマを書くことが可能かもしれません。


でも、竜騎士07先生はそれを融合させた。
そして、萌えの要素も入れ、
絵と音楽も表現の一端とできるゲームという形にした。



見事な発想力だと思いました。
どうしたら自分の作品を魅力的に見せられるかをよく考えている。



天才の定義とか私にはよくわからないですが、
きっと考え続けることを諦めてこなかった竜騎士07先生だから
天才的な作品を作るにいたったのではないかと思います。



それに、
ゲームという媒体に一番影響を受けるだろう中学生くらいの子たちが
「ひぐらしが命の尊さを教えてくれた」
とネットで発言しているのがすごく嬉しかった。


殺人を描いていても強い「メッセージ」をこめることを忘れなかった。
自分がひぐらしから得た感動が、
そういった方たちの言葉でよりいっそう大きなものになるのを感じました。





そんな私がうみねこの考察をしてみようと思ったのはEP4が終わった後。
それまでは、ただ純粋にストーリーを楽しむ読み方をしていました。


さぁ、これから一体どう「うみねこ」は面白くなっていくんだろう。。
あんなに素晴らしい「ひぐらし」を書いた先生なんだから、きっとものすごい展開が待っているに違いない。。



そのとき考えたちょっとした思いつき。
「私が竜騎士07先生だったら、どんな展開を用意して読者の方を楽しませようとするだろうか」



先生の才能に少女のように憧れていた私は、
なんとかしてその思考に近づきたいと考えて、「うみねこのなく頃に」の推理に挑みました。
どういう「メッセージ」がこの作品に込められているのかに早く気付きたい。
ただ、その一心で。







そんな私だから、推理は世界観考察が主です。
トリックの考察はちょっと苦手です。


でも、愛をもって「うみねこのなく頃に」を読んで推理をしているという自信はあります。


推理をするならば、作品への愛がなければいけない。
作者と読者との間に信頼関係がなければいけない。
読者が作者を信頼するだけではなく、作者に読者を信頼してもらえる関係を築く努力をしなくてはいけない。


それさえ忘れなければ、
私達は自分の思考の翼をもって
自由にうみねこの世界を飛ぶことが許されるのではないかと思っています。





mixiで考察日記をはじめて、たくさんのうみねこ好きの方達と出会えました。
そんな方達との交流を通して、
新たな考えを得たり、自分の考えが浅はかだったと気付かされるときもありました。
自分でも知らないうちに、私は視野を狭めて生きてきたのかもしれません。





最初はちょっとしたきっかけから始まったこの考察。
竜騎士07先生の思考に近付けたのかどうかは定かではありません。
もしかしたら、どんどん遠く離れていっているのかも。。
でも、自分が考えた証をこうして形に残せて本当によかったと思っています。





敬愛する竜騎士07先生に。
素晴らしい作品を支えてくださっている07th Expansionの皆様と関係者の皆様に。
うさらびと言葉を交わしてくださったうみねこファンの皆様に。
そして、この文章を読んでくれたあなたに。


心からのありがとうを。





どうぞ、ゆっくりしていってくださいね。
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